RapidSVNインストール&使い方

ファイルバージョン管理をするためにSubversionを導入。
で、RapidSVNを試してみる。うさうさの画像がニクイ。

とりあえずインストール

http://rapidsvn.tigris.org/
公式サイトよりRapidSVN-0.9.4.exeをダウンロード。
で、とりあえずフルインストール。
http://zefard.cocolog-nifty.com/labo/2007/05/rapidsvn_094_13de.html
上記サイトに0.9.4の日本語化パッチがあるので、それをあてて起動。

続いて初期設定

まず、リポジトリを作成しなければならないが、今回は既に使用されているリポジトリを取得してくるため、これはしなくてもOK。
なので、リポジトリを取得するためにチェックアウトを実行する。
URLにはリポジトリのURL、チェックアウトするフォルダにはローカルマシンの任意の作業フォルダを指定する。
今回はtracリポジトリをとってくるので、リポジトリURLは次のとおり。
http://サーバ名/svn/default(初期状態の場合)
これでローカルマシンの任意フォルダ上にリポジトリがDLされ、
RapidSVNにはブックマークが追加される。

あとは使うだけ

以上で使用するための大まかな設定は終了。
あとはローカルのデータを更新し、コミット(アップロード)したり、
作業フォルダに最新データを取得するために、更新(ダウンロード)したりするだけで、
使用する分には充分だろう。

tracを使用しているため、ブラウザのリポジトリブラウザからはフォルダ構成及び、ファイル内容の確認ができるため、チェックしやすい環境になるのではないだろうか。

注意事項その1

あと、VSSなどを使って管理していた人が結構気をつけなければいけないのが、用語の使い方の違い。
VSSでは自分中心にチェックアウト(ファイルの取得)、チェックイン(ファイルのアップ)を行っていたが、
Subversionの場合、リポジトリを中心に考えるため、(サーバからの)エクスポート(ファイルの取得)、(サーバへの)インポート(ファイルのアップ)といった感じになる。(←少し怪しいけど・・・)

注意事項その2

VSSの場合、チェックアウトをするとサーバ側にロックがかかるようになっていたが、Subversionの場合、明示的にロックをかけてやらないといけない。
もし、VSSのように使用したい場合は、更新した後に目的のファイルをロックして編集を行わなければならない。
ロックをかけない場合は、アップロードした場合、勝手にマージされる。
もし変更のバッティングがおこった場合は、それをどのように処理するかをユーザが決めることになる。
また、バイナリデータ(画像など)を扱う場合は、マージしても整合性がとれないので、バイナリ編集者は必ずロックをかける必要があるだろう。

ちょー間違ってた

2007/12/06
初期設定の部分がちょー間違ってたので初期設定を更新してます。