勉強会のやり方を調べてみた

なんだかんだでC++を体系的に学んだことないんで、今度会社に入る新人たちと一緒に勉強してみようかなーとか思い中。
ってことで勉強会のやり方を調べてみた。

まず、本についてはこれ使おうかと思っています。
「ロベールのC++入門講座」
http://d.hatena.ne.jp/higepon/20080320/1206022231
id:higeponさんが頑張っておりましたので、このエントリ書いたってのもあるんで。

で、次に勉強会の方法について。
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/study-meeting
どうやらここに載っておるらしい。
どれどれ、読んでまとめてみるか。


・勉強会の効果
参加すること:自分の学習効果を効率化するライフハック
開催すること:参加者を巻き込んで互いの学習効果を効率化するライフハック(要はシナジー効果ですかな)
新たに開催することで「世界」に新しい「場」を作りだす。


・運営側として必要なもの
参照テキストとする書籍またはテーマ:ロベールのC++入門
参加対象はパブリックか,プライベートか?:まぁ会社なんでここら辺はフリーで
告知および参加者間の連絡手段:これもメールとかで
勉強会を開催する会場と設備:会社内にある。ホワイトボードは必須らしい。
勉強会当日の形式:下に書く
ちょっとした勇気:プライスレス


・勉強会当日の形式
めんどくさいんでリンク
http://gihyo.jp/assets/images/lifestyle/serial/01/study-meeting/thumb/TH400_sm01.jpg

音読:
学校でよくやる国語の教科書の回し読み。めんどくさいので個人的にパス。

輪講
発表者、参加者に予習が必要。発表者が疑問・質問を参加者にぶつけると充実する。ただし、予習が必要とのことでうちの会社にはあってない形式かもしれない。

オープンスペース:
参加者が自主的にセッションを開催するための方法。どっちかっていうと、オープンスペース内に色々な形式の勉強会が開催されているという感じだろうか。これも望む形式とは違う。

ペアプログラミング
1台のPCを二人一組のペアで使用しながらプログラミングする手法。仕事を進めていく上での学習の効率化も狙いに含まれる。新技術などにはかなりいい勉強会になりそうだが、今回の場合は少し違うか。

エクストリームリーディング:
エクストリームプログラミングの読書会版。事前準備がまったくいらない。
1.一度に読む単位を参加者間で合意する。1読書探知は数ページ。
2.その場で黙読。わからない箇所はいつでも質問する。
3.1単位読み終わった人は「終わった」と宣言。あまった時間はまとめや次の読書単位に充てる。
4.みんなが1単位終わったらまとめを行う。議論は内容よりも制限時間を重視する。
5.最初に戻る。
これはぴったりかもしれん!一応テキストにする書籍は良書と言われているけれども1人で通読するには難しいものがいいらしいが、今回の場合でも充分通用するんジャマイカ
人数的には小規模がいいらしいので、オープンスペースとの組み合わせがいいらしい。要は一つの場所で議論するのではなく、議論する場所を複数用意しておくということか。


・運営側の心構え
【参加者のコミットメントを促す】
1.ポジションペーパー
みんなでポジションペーパーを持ち寄る。ポジションペーパーとは「勉強会に臨む今日の立場」を記した紙。
要は「今日はおれ頑張る!」といった初心表明。例は以下。
http://gihyo.jp/assets/images/lifestyle/serial/01/study-meeting/thumb/TH400_sm03.jpg
勉強会のはじめにみんなが発表するのがいいらしいが・・・。これは今回はあんまり必要ないかなー。
一応ポジションペーパーの効果を羅列。
○名刺交換の代替手段であり,名刺よりも情報量が多い
○参加者全員に必ず発言してもらえる
ポジションペーパーの準備を通じて勉強会への意識を高めてもらえる
○セッションを始める前に場の雰囲気を和らげることができる(アイスブレーク効果)
○参加者間の交流を促すきっかけになる
望みたい効果としては2番目と4番目か。

2.名札
これも今回はいらんでしょう。知らない人同士でやる場合はないと困るね。

3.座席の配置
これも今回は適当でおk。形としては吉野家流馬蹄型がいいみたい。

【時間を気にする】
時間が最も貴重なリソースです。目安としては50分から90分につき5分から10分程度休憩を入れるリズム。
今回自分の場合は1日1時間を考えているので、どちらかという場合はタイムテーブルによる進行管理を厳密にというところだろうか。

【「ふりかえり」を行う】
極力時間を取って当日を「ふりかえる」。これは会議と同じか。
終わりをきっちり締めなければ最大限の効果は得られないということですね。
フォーマットはこんな感じ。
http://gihyo.jp/assets/images/lifestyle/serial/01/study-meeting/thumb/TH400_sm04.jpg

【次回の日程を決める】
これも会議と同じ。当然のことですね。

【やめる勇気】
自分のための、参加者のための勉強会なので、フィードバックが得られなかったり、雰囲気が微妙であればいっそのこと打ち切った方がいい。
あくまで勉強会は低コストで効果的かつ効率的に行うために、参加者間の対話を重視するボトムアップな活動。

【懇親会を開こう】
これも別にいらないですね今回は。

【事後レポートを書こう】
これは個人的にはかなり重要だと思う。これは運営側だけじゃなく参加者全員が自分たちの理解のためにも書くべき。
勉強した痕跡は残さないとね。ノートと同じです。
運営側は「事後レポートをまとめて残す」といったことをやるべきですね。

といった感じかなー。
ざっとまとめてみました。

で、今回の場合は、エクストリームリーディング形式で行こうかなーとか思ってたりするんですがどうなんでしょうかね?
本が本だけにやっぱり輪講形式がいいのかなぁ。
まぁとりあえず始めてみるのも手かな。実際やったことないからどんな感じになるのかわかんねーし。